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ガイド

MCP で ChatGPT・Claude・Gemini をプロジェクト計画に使う

プロジェクトが予定どおりか、遅れの影響はどれくらいか、期限内に納品できる確率はどの程度かをアシスタントに尋ね、プレビュー付きで計画を変更させることができます。MCP とは何か、何ができるのか、安全に接続する方法を解説します。

Planitude チーム約 8 分で読めますデータ確認:2026年10月
記事「MCP で ChatGPT・Claude・Gemini をプロジェクト計画に使う」のカバーイラスト
この記事の内容
  1. MCP とは
  2. アシスタントが計画に対してできること
  3. プレビュー付きの変更
  4. セキュリティ:OAuth、権限、取り消し
  5. ChatGPT を接続する
  6. Claude を接続する
  7. Gemini を接続する
  8. 開発者向けツール:Claude Code、Codex、Cursor、VS Code
  9. よくある質問

タスクの一覧を貼り付けて AI アシスタントに「このプロジェクトは遅れていますか」と尋ねても、もっともらしいけれど信頼できない答えしか返ってきません。モデルは依存関係もカレンダーも余裕日数も知らず、提案する日付はだれも計算していないからです。

Model Context Protocol(MCP)を使えば状況が変わります。アシスタントは推測しません。Planitude のスケジューリング エンジンを使うツールを通じて計画に問い合わせ、提案した変更はガントチャートと同じルールで再計算されます。このガイドでは、MCP とは何か、アシスタントがプロジェクトに対して何ができるのか、ChatGPT、Claude、Gemini をどう接続するのかを説明します。

MCP とは

Model Context Protocol は、Claude や ChatGPT などの AI アプリケーションが外部のデータ ソース、ツール、ワークフローに接続できるようにするオープンな標準です。ドキュメントでは、AI アプリケーションにとっての USB-C ポートにたとえられています[1]。サービスの提供者はツールの一覧を備えた MCP サーバーを公開し、アシスタントはそれを見つけて、回答に役立つときに使います。

プロジェクト計画の場合、アシスタントはチャットに貼り付けたコピーではなく、接続した人の権限で実際の計画を扱うことになります。

アシスタントが計画に対してできること

Planitude の MCP サーバーには、読み取りと分析のためのツールがあります。

  • プロジェクトの状況:プロジェクトの一覧と、各プロジェクトを「遅延」「リスクあり」「順調」「完了」に分類した概要。理由と今後 7 日間の期限も表示します。
  • 計画の詳細:タスク、日付、依存関係、担当者。クリティカルなタスクだけに絞り込むこともできます。
  • クリティカルパス:余裕のないタスクの連なり、クリティカルに近いタスク、余裕日数の分布。
  • 遅れの影響:「解体が 3 日遅れたら、終了日はどれだけずれるか」を、使える余裕日数と比べて示します。
  • モンテカルロ シミュレーション:P50、P80、P95 の終了日、計画や期限を守れる確率、リスク要因。
  • 作業負荷:過負荷になっている人と、その原因となっているタスク。
  • 計画のベースライン、バージョン、テンプレート。

「今週リスクのあるプロジェクトはどれで、なぜか」「12 月 15 日までに納品できる確率は」といった質問に、モデルの推測ではなく計算にもとづいた答えが返ってきます。

プレビュー付きの変更

編集の権限があれば、アシスタントはプロジェクトを作成することもできます(空のプロジェクト、テンプレートから、またはフェーズ・タスク・リンクを含む構造化された計画から)。さらに、タスクの追加、期間や進捗の更新、依存関係のリンク、ベースラインの保存、.mpp ファイルのインポートといった変更も行えます。

大きな変更はプレビューを経由します。アシスタントが一連の変更を用意すると、Planitude は何も保存せずに計算結果(新しい終了日、守れる期限と守れない期限、競合、過負荷の担当者、クリティカルパス)を返し、確認後にはじめて変更を適用します。その間にだれかがプロジェクトを変更していた場合、変更は拒否され、アシスタントは計画を読み直す必要があります。また、ChatGPT は既定で、書き込みを伴う操作の前に毎回確認を求めます[3]。

セキュリティ:OAuth、権限、取り消し

ChatGPT、Claude.ai、Gemini のような Web アプリは OAuth で接続します。これは MCP の仕様で定められた認可の仕組みで、PKCE を用いる OAuth 2.1 にもとづいています[2]。パスワードを共有する必要も、キーをコピーする必要もありません。アシスタントが Planitude を開き、サインインすると、アシスタントにできることを一覧にした同意画面が表示されます。

  • 読み取りは常に含まれます。変更は「変更も許可する」をオンにした場合にだけ許可されます。
  • アクセスを 1 つのワークスペースに限定できます。
  • アシスタントはあなたの権限で動作し、あなたが見られるプロジェクトしか見られません。
  • プロジェクトやタスクの削除、アカウントやキーの管理はできません。
  • 各アプリの接続は、プロフィール › API キー › 接続済みのアプリ からいつでも解除できます。

キーを使いたいツール向けには、読み取り専用または読み書きの権限と任意の有効期限を持つ API キーを作成できます。キーは一度しか表示されず、取り消しはすぐに反映されます。

ChatGPT を接続する

独自の MCP サーバーへの接続には開発者モードを使います。Web 版で、Plus、Pro、Business、Enterprise、Education の各プランで利用できます[3]。

  1. ChatGPT で Settings › Security and login を開き、開発者モードをオンにします[3]。
  2. アプリの一覧で新しいアプリを作成し、URL https://planitude.app/mcp を貼り付けて、認証方式に OAuth を選びます。
  3. Planitude にサインインし、アクセスを許可します。
  4. チャットで + メニューから開発者モードを選び、Planitude をオンにします。

組織では、管理者が開発者モードを制限している場合があります。なお、Planitude アプリは ChatGPT のディレクトリに申請済みで、現在 OpenAI による審査中です。

Claude を接続する

Claude ではカスタム コネクタを追加します。Free、Pro、Max、Team、Enterprise の各プランで利用でき、Free プランでは 1 つ追加できます[4]。

  1. Customize › Connectors を開き、Add custom connector を選びます。
  2. サーバーの URL を貼り付けます。OAuth のクライアント ID やシークレットは不要です。
  3. Connect を選び、Planitude にサインインしてアクセスを許可します。

Team と Enterprise のプランでは、Owner が Organization settings › Connectors からコネクタを追加し、その後、各メンバーが自分のアカウントで接続します[4]。コネクタは claude.ai、Claude Desktop、モバイル アプリで使えます。

Gemini を接続する

Gemini アプリでは、MCP にもとづくカスタム アプリは現時点で、Gemini アプリ アクティビティを有効にした、米国在住で 18 歳以上の個人用アカウントに限られています。職場や学校のアカウントには対応していません[5]。条件を満たしている場合は、次の手順で接続します。

  1. gemini.google.com で Settings › Connected Apps を開き、Add a custom app を選びます[5]。
  2. サーバーの URL を貼り付け、画面の指示に従います。
  3. Planitude にサインインし、アクセスを許可します。

接続は Web で作成しますが、モバイル アプリでも利用できます[5]。それ以外のアカウントでは、次のセクションで紹介する Gemini CLI を使えます。

開発者向けツール:Claude Code、Codex、Cursor、VS Code

開発者向けのアシスタントは、OAuth と API キーのどちらにも対応しています。

  • Claude Code:claude mcp add --transport http planitude https://planitude.app/mcp。初回の利用時に Planitude が開き、同意を求めます[6]。
  • Codex:~/.codex/config.toml に [mcp_servers.planitude] ブロックを追加します。CLI、アプリ、IDE 拡張機能で共通です。
  • Gemini CLI:gemini mcp add --transport http planitude https://planitude.app/mcp。
  • VS Code と GitHub Copilot:.vscode/mcp.json にサーバーを追加すると、Agent モードでツールが表示されます[7]。
  • Cursor:~/.cursor/mcp.json またはプロジェクトのファイルにサーバーを追加します[8]。

アドレスとキーのプレースホルダーが入った設定例は、Planitude の プロフィール › API キー にあります。Jira から Teams までのその他の連携は連携ページと「連携ガイド」で、API と Webhook については開発者向けページで紹介しています。

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よくある質問

アシスタントがプロジェクトを削除することはありますか?

ありません。Planitude の MCP ツールには削除の機能がありません。アシスタントは読み取りと、許可した場合の作成・変更はできますが、プロジェクトやタスクを削除することはできません。

プロジェクトのデータはモデルの学習に使われますか?

Planitude がアシスタントに送るのは、使われたツールが要求したデータだけです。ChatGPT、Claude、Gemini がそのデータをどう扱うかは、各提供者と、その提供者でのアカウント設定によって決まります。

有料のサブスクリプションは必要ですか?

Planitude には不要です。アシスタント側は提供者によって異なります。ChatGPT の開発者モードには有料プランが必要ですが[3]、Claude では Free プランでもカスタム コネクタを 1 つ追加できます[4]。

MCP の代わりに Planitude の組み込みアシスタントを使えますか?

はい。Planitude にはアプリ内の AI アシスタントがあります。MCP は、毎日使っているアシスタントから計画を操作したいときのための仕組みです。

出典

掲載した製品に関する情報は、すべて以下の公式ページにもとづいています(2026年10月 に確認)。価格は各社が表示している通貨・請求期間での定価で、変更される場合があります。

  1. Model Context Protocol: What is MCP?modelcontextprotocol.io
  2. MCP specification: Authorizationmodelcontextprotocol.io
  3. OpenAI: ChatGPT developer modedevelopers.openai.com
  4. Anthropic: add a connector that isn't in the directoryclaude.com
  5. Google: connect and manage custom apps for Gemini Appssupport.google.com
  6. Anthropic: Claude Code and MCPcode.claude.com
  7. Visual Studio Code: MCP serverscode.visualstudio.com
  8. Cursor: Model Context Protocolcursor.com

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