Microsoft Teams と Slack でのプロジェクト通知
チームがすでに使っているチャネルに、本当に必要な更新だけを届けます。完了したタスク、クリティカルパス上の遅れ、期限、月曜日のサマリー。Teams のワークフローを含む設定方法を解説します。

この記事の内容
プロジェクト通知の評判はあまりよくありません。メッセージが多すぎて、そのほとんどが重要ではなく、やがてだれかがチャネルをミュートしてしまいます。その結果、その週で唯一重要な情報、つまりクリティカルなタスクの遅れが見過ごされます。
Slack と Microsoft Teams 向けの Planitude の通知は、その逆の考え方にもとづいています。投稿は少なく、終了日やだれかの作業を変える情報だけに絞ります。この記事では、チャネルに何が届くのか、ノイズをどう抑えるのか、そして Office 365 コネクタの廃止後に Teams のワークフローを設定する方法を含め、2 つのツールの接続方法を説明します。
チームが仕事をしている場所に計画を届ける
プロジェクトのメンバーが一日を過ごすのは、計画ツールではなくチャットです。チャネルに更新を届ければ、チームは次の会議ではなく、遅れが発生したその時点で知ることができます。プロジェクト マネージャーも、計画が変わるたびに同じメッセージを手で書く必要がなくなります。
Planitude の各プロジェクトは、Slack のチャネル 1 つと Teams のチャネル 1 つに投稿できます。設定はプロジェクトの ⋯ › 通知 メニューにあり、所有者と編集権限を持つメンバーだけが変更できます。
チャネルに届く内容
次のイベントのうち、投稿するものを選べます。
| 通知 | 届くタイミング |
|---|---|
| タスクの完了 | タスクが 100% になったとき |
| 日付の変更 | クリティカルなタスクとマイルストーンのみ |
| 新しい割り当て | タスクに人が追加されたとき |
| 期限 | 8:00、翌営業日が期限のタスク |
| 期限切れのタスク | 8:00、期限を過ぎても完了していないタスク |
| 週次サマリー | 月曜日の 9:00 |
各メッセージには、タスクの名前とキー、日付、Planitude でタスクを開くリンクが含まれます。Slack では、構造化メッセージ用の Slack の形式である Block Kit でメッセージを組み立てます[5]。Teams ではアダプティブ カードを使います。
ノイズを減らす:フィルターとまとめ送信
最も重要なフィルターは、最も目立たないものでもあります。日付の変更が投稿されるのは、そのタスクがクリティカルな場合か、マイルストーンの場合だけです。10 日の余裕があるタスクが動いても納期は変わらず、だれの作業も中断しません。
2 つ目の仕組みはまとめ送信です。計画が再計算されると多くのタスクが一度に変わりますが、チャネルには 10 件ではなく 1 件のメッセージが届きます。まとめる間隔は、即時、2、5、15、30、60 分から選べ、既定は 5 分です。
さらに、チャネルごとに言語(Planitude の 10 言語)とタイムゾーンを設定できるので、8:00 の期限通知は読む人の 8:00 に届きます。テスト メッセージの送信や通知の一時停止はいつでも可能です。
月曜日のサマリー
週次サマリーは、調整役にとって最も役立つ通知です。毎週月曜日の 9:00 に、次の内容を伝えます。
- 計画で見込んでいた進捗と比べた実際の進捗
- ベースラインを保存している場合は、ベースラインに対する遅れ
- 今後のマイルストーン
- プロジェクトで有効にしている場合は、モンテカルロ シミュレーションによる確率 80%(P80)の終了日
実際には、プロジェクト マネージャーが週の初めに手で書いていた状況報告を、計画から計算した数値で置き換えるものです。
Slack:3 つのステップで接続
Planitude は OAuth で Slack に接続します。OAuth は、アプリが権限を要求し、インストールする人がそれを承認する仕組みです[4]。
- プロジェクトで ⋯ › 通知 › Slack を開き、Slack に追加 をクリックします。
- ワークスペースを選び、アクセスを許可します。
- チャネルを選びます。パブリック チャネルはすぐに使えます。プライベート チャネルの場合は、先に
/invite @Planitudeでアプリを招待します。
続いて、通知の種類、まとめる間隔、言語、タイムゾーンを選び、テスト メッセージを送信します。接続したチャネルでは /planitude status コマンドも使えます。プロジェクトの状況は入力した本人にだけ表示され、そのチャネルに接続されたプロジェクトしか参照できません。
Microsoft Teams:Office 365 コネクタ終了後のワークフロー
長年、Teams のチャネルに投稿するいちばん簡単な方法は Office 365 コネクタでした。Microsoft はこれを廃止し、最終的な停止は 2026 年 5 月 18 日から 22 日にかけて行われました。推奨される代替手段は Power Automate のワークフローで、テンプレート「Post to a channel when a webhook request is received」から始められます[1]。
設定は数分で終わります。
- Teams でチャネルを開き、⋯ › ワークフロー を選んで、Webhook アラートのテンプレート(Send webhook alerts to a channel)を探します。
- フローに名前を付け、チームとチャネルを確認して保存します。
- 最後に Teams が Webhook の URL を表示するので、コピーします[2]。
- Planitude で ⋯ › 通知 › Microsoft Teams を開き、URL を貼り付けて 接続 をクリックし、テスト メッセージを送信します。
Planitude が受け付けるのは Power Automate のワークフローのアドレスだけで、古いコネクタの URL は、どうすればよいかを説明したうえで拒否します。なお、ワークフロー経由で送られたメッセージは、名前とアイコンをカスタマイズできないため、ワークフロー ボットの名前で表示されます[1]。これは連携の制限ではなく、Microsoft 側の制限です。
ガントチャートを表示する Teams のタブ
Teams では、通知に加えてチャネルにタブを追加できます。タブはクライアントに埋め込まれた Web ページで、チームごとに設定できます[3]。Planitude のタブには、プロジェクトのガントチャートが閲覧専用で表示され、ズームやタスクの詳細表示に加えて、Planitude で開くボタンもあります。
タブを追加するには Planitude の Teams アプリが必要で、テナントの管理者が組織のアプリ カタログにアップロードできます。チャネルの各メンバーは自分の Planitude アカウントでサインインし、アクセス権がある場合にだけプロジェクトを見ることができます。タブにはコスト、メモ、担当者は表示されません。
セキュリティとプライバシー
- Slack のトークンと Teams のワークフローの URL は暗号化して保存され、URL はページ上では省略形でしか表示されません。
- Slack から届くリクエストは、アプリの署名で検証されます。
- Planitude はチャネルのメッセージを読み取りません。投稿するのはプロジェクトの更新だけです。
- 接続を解除すると認証情報はすぐに削除されます。すでに投稿されたメッセージはチャネルに残ります。
Jira から AI アシスタントまで、そのほかの接続方法については「連携ガイド」と連携ページをご覧ください。
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無料アカウントを作成よくある質問
Planitude を使っていない人にも通知は届きますか?
はい。チャネルのメンバーはだれでもメッセージを読めます。ただし、リンクからタスクを開くには、プロジェクトへのアクセス権を持つアカウントが必要です。
1 つのプロジェクトに複数のチャネルを接続できますか?
各プロジェクトが投稿できるのは、Slack のチャネル 1 つと Teams のチャネル 1 つです。一方、複数のプロジェクトが同じチャネルに投稿することはできます。
以前の Teams コネクタはまだ使えますか?
いいえ。Microsoft は 2026 年 5 月 22 日に Office 365 コネクタの停止を完了しました[1]。チャネルでワークフローを作成し、新しい URL を Planitude に貼り付けてください。
期限のメールはだれに届きますか?
メールのリマインダーはチャネル通知とは別のものです。毎朝、期限が近いタスクや期限切れのタスクがある人にだけ届き、各自がプロフィールから無効にできます。
出典
掲載した製品に関する情報は、すべて以下の公式ページにもとづいています(2026年10月 に確認)。価格は各社が表示している通貨・請求期間での定価で、変更される場合があります。
- Microsoft 365 Developer Blog: retirement of Office 365 connectors in Teamsdevblogs.microsoft.com
- Microsoft Support: send messages in Teams using incoming webhookssupport.microsoft.com
- Microsoft Learn: tabs in Microsoft Teamslearn.microsoft.com
- Slack Developer Docs: installing with OAuthdocs.slack.dev
- Slack Developer Docs: Block Kitdocs.slack.dev
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