Planitude と連携すべきツール:インテグレーション ガイド
Jira、Azure DevOps、Slack、Microsoft Teams、カレンダー、ChatGPT・Claude・Gemini、API と Webhook、MS Project と Primavera のファイル。それぞれの連携でできることと、チームに合った選び方を解説します。

この記事の内容
工程表は、実際の作業と一致しなくなった日にその価値を失います。タスクはチケット管理システムに、会話はチャットに、期限はカレンダーにあり、ガントチャートだけが週に一度だれかが手で更新する別の資料になっている。そんな状態がその典型です。
Planitude の連携機能は、このずれを防ぐためのものです。依存関係、カレンダー、クリティカルパスを持つ計画が日付の唯一の基準であり続け、ほかのツールはそれぞれが担当する情報を受け取ったり返したりします。本ガイドでは各連携を順に紹介し、どれから有効にすべきかを説明します。
計画をチームのツールとつなぐ理由
プロジェクト計画が答えるのは、「いつ終わるのか、何が遅れの原因になりうるのか」という明確な問いです。その答えを出すには、依存関係、所要期間、カレンダーが必要です。一方、業務ツールが答えるのは別の問いです。だれが何をしているのか、何が止まっているのか、何が話し合われたのか。
この 2 つをつなぐと、次の 3 つの具体的なメリットがあります。
- 手作業の更新が減る:進捗は進捗会議ではなくトラッカーから届きます。
- 遅れが早く見える:クリティカルなタスクがずれると、チームのチャネルにすぐ伝わります。
- 日付の基準が 1 つになる:計画担当者が 3 つのツールで変更された日付を追いかける必要がありません。
すべての連携はプロジェクト内の ⋯ › 連携 または ⋯ › 通知 メニューにあり、連携ページで説明しています。
利用できる連携の一覧
| 連携 | 内容 | 向いているチーム |
|---|---|---|
| Jira Cloud | タスクと課題を双方向に同期、依存関係は「Blocks」リンク | Jira を使うソフトウェア チーム |
| Azure DevOps Boards | タスクと作業項目を双方向に同期 | Azure DevOps を使うチーム |
| Slack | プロジェクトの更新をチャネルに投稿、月曜日のサマリー | Slack で仕事をするチーム |
| Microsoft Teams | ワークフロー経由でチャネルに投稿、ガントチャートのタブ | Microsoft 365 を使う組織 |
| メールとカレンダー | 期限のリマインダーと非公開の iCal リンク | タスクを割り当てられたすべての人 |
| ChatGPT、Claude、Gemini | MCP を通じた計画への質問と変更 | PM と PMO |
| API と Webhook | REST による読み書き、署名付きの送信イベント | 開発者 |
| ファイル | .mpp、.mpt、.mpx、XML、.xer のインポート、XML・CSV・PDF へのエクスポート | Microsoft Project や Primavera からの移行 |
ソフトウェア開発:Jira と Azure DevOps
Jira はタイムライン上で「Blocks」リンクの種類を使って依存関係を表示し、リンクされた 2 つの項目の日付が重なると赤く表示します[2]。しかし、依存関係にもとづく日付の再計算やクリティカルパスは、説明されている機能に含まれていません。ここでスケジューリング エンジンが役立ちます。日付は Planitude が計算し、チームは引き続き Jira で作業します。
Jira Cloud との同期では、タスクごとに課題を作成し(既存の課題を取り込むこともできます)、終了–開始の依存関係を「Blocks」リンクに変換し、明確なルールを適用します。名前、メモ、日付、依存関係は Planitude が決め、ステータスと担当者は Jira が決めます。詳しくは記事「ガントチャートと Jira」をご覧ください。
Azure DevOps Boards との連携も同じモデルです。Microsoft Entra ID または個人用アクセス トークンでサインインし、作業項目の種類はプロセスから自動判定します(User Story、Product Backlog Item、Issue、Requirement)。依存関係は Successor/Predecessor リンクになり、どちらの側でも自動削除は行いません。
コミュニケーション:Slack、Microsoft Teams、メール、カレンダー
チャネルへの通知は、ノイズにならないように設計されています。投稿されるのは重要な出来事だけです。完了したタスク、クリティカルなタスクとマイルストーンの日付変更、新しい割り当て、翌日の期限、期限切れのタスク。短い間隔で続いた更新は 1 件のメッセージにまとめられ、有効にすれば毎週月曜日の朝に計画と比べた進捗のサマリーがチャネルに届きます。
Slack では「Slack に追加」ボタンを押してチャネルを選ぶだけです。Microsoft Teams ではチャネルのワークフローを使います。Microsoft は Office 365 コネクタを 2026 年 5 月 18 日から 22 日にかけて停止し、代替としてワークフローを案内しています[3]。Teams では、プロジェクトのガントチャートを閲覧専用で表示するタブも使えます。設定の全手順は記事「Microsoft Teams と Slack でのプロジェクト通知」で説明しています。
個人向けには、より簡単な方法が 2 つあります。期限が近いタスクや過ぎたタスクがある人にだけ届く朝のメールと、Google カレンダー、Outlook、Apple カレンダーに追加できる非公開の iCal リンクである同期カレンダーです。カレンダーにはすべてのプロジェクトを含めることも、1 つだけにすることもできます。
AI アシスタント:MCP で ChatGPT、Claude、Gemini を使う
Model Context Protocol は、AI アプリケーションを外部のシステムに接続するためのオープンな標準です[1]。Planitude の MCP サーバーには、プロジェクトの読み取り、クリティカルパスと余裕日数の分析、遅れの影響の見積もり、モンテカルロ シミュレーションの実行、プレビュー付きでの計画の作成と変更を行うツールがそろっています。
ChatGPT、Claude.ai、Gemini は OAuth で接続します。サーバーのアドレスを入力して Planitude にサインインし、変更も許可するかどうかを選びます。Gemini のカスタム アプリは、現時点では米国在住で 18 歳以上の個人用 Google アカウントでのみ利用できます[5]。Claude Code、Codex、Gemini CLI、Cursor、VS Code は API キーでも使えます。詳しい手順は「ChatGPT・Claude・Gemini をプロジェクト計画に使う」にまとめています。
開発者と自動化:API と Webhook
社内システム向けには、OpenAPI 3.1 で文書化された REST API があります。キーはプロフィールから作成し、読み取り専用または読み書きの権限を選べます。送信 Webhook は、タスクの作成・完了・日付変更、プロジェクトの作成、コメント、ベースラインの保存といったイベントを送ります。すべての配信には署名が付き、失敗した送信は間隔を広げながら再試行され、失敗が続く送信先はメールで通知したうえで無効になります。ドキュメントは開発者向けページにあります。
ファイル:Microsoft Project と Primavera
連携はすべて API を経由するわけではありません。多くの計画はファイルとして届きます。Planitude は Microsoft Project の .mpp ファイルと .mpt テンプレート、.mpx、Project XML、Primavera の .xer と PMXML を、タスク、リンク、制約、カレンダー、ベースラインとともにインポートします。Project デスクトップ版では、引き続きプロジェクトを .mpp または XML 形式で保存できます[4]。逆方向では、どのプロジェクトも Microsoft Project XML、CSV、PDF にエクスポートできます。Project Online から移る場合は、ガイド「Project Online から Planitude への移行」をご覧ください。
チームに合わせた選び方
- Jira または Azure DevOps を使うソフトウェア チーム:まず双方向同期から始め、次にクリティカルなタスクの遅れを知らせる Slack または Teams のチャネルを追加します。
- PMO と複数プロジェクトの責任者:MCP で AI アシスタントを接続し、「今週リスクのあるプロジェクトはどれか」といった質問に使い、月曜日のサマリーを有効にします。
- 建設、イベント、システム導入:担当者にはメールのリマインダーと同期カレンダーで十分です。調整グループには Teams または Slack のチャネルを使います。
- 社内システムとレポート:API と Webhook を使い、変更が不要なら読み取り専用のキーにします。
- Microsoft Project や Primavera からの移行:ファイルをインポートし、クリティカルパスを確認して、すぐにベースラインを保存します。
今後の予定
同じ API と Webhook をもとにした Zapier、Make、n8n との連携と、プロジェクトのガントチャートをスライドに挿入して最新の状態に保つ PowerPoint アドインを準備しています。最新情報は連携ページでお知らせします。
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無料アカウントを作成よくある質問
連携機能は有料ですか?
いいえ。Planitude は広告で運営されている無料のサービスで、連携機能もユーザー単位のライセンスなしで利用できます。詳しくは料金ページをご覧ください。
プロジェクトの連携を有効にできるのはだれですか?
所有者と編集権限を持つメンバーです。閲覧のみのメンバーは連携の状態を確認できますが、接続や変更はできません。
同じプロジェクトで Jira と Slack のチャネルを両方使えますか?
はい。連携はそれぞれ独立しているため、1 つのプロジェクトを Jira と同期しながら、Slack や Teams のチャネルに更新を投稿できます。
連携を解除すると、データはどうなりますか?
認証情報は削除されます。Planitude のタスクは変わらず、課題やメッセージなど、外部ツールにすでにあるデータはそのまま残ります。
出典
掲載した製品に関する情報は、すべて以下の公式ページにもとづいています(2026年10月 に確認)。価格は各社が表示している通貨・請求期間での定価で、変更される場合があります。
- Model Context Protocol: What is MCP?modelcontextprotocol.io
- Atlassian Support: dependencies on the timelinesupport.atlassian.com
- Microsoft 365 Developer Blog: retirement of Office 365 connectors in Teamsdevblogs.microsoft.com
- Microsoft サポート:プロジェクト ファイルの保存support.microsoft.com
- Google: connect and manage custom apps for Gemini Appssupport.google.com
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